愛知県 江南市の泌尿器科・女性泌尿器科・漢方内科

まりこ泌尿器・漢方内科

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前立腺肥大症…

前立腺と膀胱

ご自身の尿が出るのが遅くて気になったことはありませんか?

 

 実は、およそ9割の男性が50歳を超えると前立腺が腫大して尿道を圧迫する前立腺肥大症の状態となり、排尿の出にくさを自覚します。この前立腺肥大症の状態だと、ちょっとした市販の風邪薬や咳止めなどで、より一層 尿がでにくくなってしまいます。

 ちょっと尿が出にくいだけ、そう思っていたら夜間のトイレの回数が増えたり、すっきり出し切れず残尿感が残るようになったり、尿意が我慢できなくなったり、ということが徐々に起こってきます。

 

 最近うまく尿が出せなくなってきている、でも症状も軽いのであまり問題だと思ってはいなかったので放置していた。気がついた時には尿が全く出なくなって、尿道バルーンや尿を出すカテーテルの挿入が必要になった、そんなことにもなりかねません。 尿が出なくなってからでは、長年無理をしてきた膀胱の機能も低下していて元に戻らない、そんなケースが多いです。

 また、ただ前立腺が肥大しているだけ、そう思ってたら前立腺に癌が潜んで腫大していたいたという可能性もあります。

 

 これらは、泌尿器科を受診いただければ、前立腺の大きさ、排尿がうまく出せているか、前立腺癌の有無等を詳しく精査することができます。 主な検査では、腹部エコーで前立腺体積や残尿を測定し、簡単操作のTOTO社フロースカイのトイレ(尿流量測定装置)でいつものように排尿することで、実際の日常での尿の勢いをグラフにして提示することができます。前立腺癌の有無はPSA採血直腸診骨盤MRIで確認します。


 そして主に前立腺肥大症の薬剤を使用することで困っていた頻尿、残尿感、尿漏れ等の症状を解決します。前立腺肥大症の薬剤は、前立腺に作用するもの、膀胱に作用するものまで、尿道を開かせるのか、前立腺を縮小させるのかなど作用機序や多彩です。泌尿器科でしか処方ができない薬剤も存在します。泌尿器科専門医にて選択し、ご自身の体の状態にあった薬剤の選択をするとより薬の効果を実感していただきやすいのではないでしょうか。

 また、前立腺体積がとても大きいの場合は前立腺の内部を切除するようなTUR-PやHoLEP、PVPといった手術がお勧めです。ご自身の

ご希望に応じて、内服や手術を選択していただき、手術の際は近隣の手術設備のある施設へご紹介させたいただきます。

 

 前立腺肥大症は重症なまま放置していくと膀胱に負担をかけるために頻尿の症状が悪化します。初期に治療介入した場合は頻尿は可逆的に消えていきますが、長期間放置した場合には膀胱の器質的変化が起こり、どんなに治療介入しても頻尿を消すことができず、薬剤で症状を緩和することになります。もし症状があって困った際はなるべく早く受診し、排尿状態や前立腺体積を測定し、そのタイミングで治療介入した方がいいのか判断することが望ましいです。

 

 毎日のトイレの悩みが解決して思っていた以上に気が楽になったり、トイレが近くて気兼ねしていたバス旅行も遠慮なく行けるようになったりなど、日常生活の質がぐんと良くなります。ぜひ一度、ご自身の前立腺体積を測定してみてはいかがでしょうか。

前立腺肥大症での主な診察の流れ(再診時)

尿検査

受付後、尿を提出していただきます。受診時に当日に採った尿をお持ちいただくことができます。(事前にスピッツをお渡しします)

尿の勢いの検査と残尿確認

TOTO社のフロースカイトイレにて尿の勢いの検査を行います。その後、残尿エコーをし、残尿がないかを確認します。

診察

診察時に症状の変化などあればお教えください。現在の尿の性状、今までと尿勢や残尿の変化がないかを比較します。

季節(暖かいか寒いか)や、排便状況、他の内服薬の影響で、知らない間に排尿状態が変化していることがあります。気付かないうちに悪化していることがないように注意します。