フリーラジカルで癌細胞死を狙う
「高濃度ビタミンC点滴」と「アルテスネイト点滴」
ここでは、当院で行っている体内でフリーラジカルを発生させて癌細胞にダメージを与える点滴治療の違いを、表を用いて分かりやすくご説明いたします。
ビタミンCは自分が酸化されることで強力な抗酸化作用を発揮します。その際大量の過酸化水素(フリーラジカル)を発生させます。体内の正常な細胞はこの過酸化水素を中和し無毒化することができるが、癌細胞は中和できずに死んでしまう性質を利用した治療法です。
アルテスネイトは、癌細胞内の鉄イオンと反応してフリーラジカルを発生させます。鉄は癌細胞に多く含まれ、正常な細胞ではそれほど多くないことが分かっています。癌細胞はフリーラジカルを中和できずに死んでしまいますが、正常細胞は中和できることでダメージを受けません。
それぞれフリーラジカルを治療して癌細胞を攻撃する点では似ている治療といわれています。
アルテスネイトは癌細胞内に多い鉄をターゲットにしているため、比較的癌の攻撃力がよいという臨床上の経験を述べる医師もいるそうですが、比較されたデータはありません。
それぞでは以下のように、異なるメリット、デメリットがあります。
高濃度ビタミンC点滴 | アルテスネイト点滴 | |
---|---|---|
費用 | 高濃度ビタミンC 50g点滴で、 1回 13,000円 | アルテスネイトは1バイアル3万の商品を、30バイアルまとめて日本健保協会に一括振込して注射薬を購入 注射薬は指定医療機関に届くため、それを1回3バイアル(場合によっては4バイアル)点滴にして滴下 |
点滴時間 | 50gで、1回が約2時間(本体500ml) | 1回約15分(本体100ml) |
頻度 | 週1回~2回を奨励 | 週1回を奨励 |
禁忌 | G6PD欠損症の方 胸水・腹水・リンパ浮腫のある方 頭蓋内腫瘍のある方 糖尿病でインシュリン注射を行っていらっしゃる方 腎臓機能の低い方、現在透析治療中の方 病状が極端に悪化している方(通院が体の負担になる方) 活動型心不全のある方 メソトレキセート(リウマトレックス(R))、ベルケイドを使用している方 | ヨモギ・アレルギーの方 |
滴下できない時期 | なし | 抗がん剤滴下の当日、翌日 |
メリット | 費用が安い 都度支払いが可能 | 100mlのため点滴時間が短く、身体がむくみにくい 血管痛が少ない G6PD欠損の有無を問わない |
デメリット | 点滴時間が長い 補液量が500mlと多いため、低栄養の方は表皮や体内のむくみ・浮腫の悪化を招く恐れがある | 費用が高濃度ビタミンCと比較して高い まとめ買いが必要 |
※上記を参考に最適な治療をご検討いただければと思います。
T細胞性免疫を活性化!
「スペルミクス」に含まれる納豆菌からつくられるスペルミジンはプロバイオテクス効果で有害細菌を駆逐して腸内環境を正常化します。
腸内の細菌叢を整えることで、組織を修復する力を増やし、免疫を活性化して、炎症から癌への転化・進行を抑制します。
スペルミジンはT細胞の脂肪酸酸化を直接活性化し、老化による抗腫瘍免疫の低下を回復させることが報告されています。
納豆菌は腸内細菌を健全化し食物の分解吸収を促進します。
スペルミジンについては、
スペルミクス | 1個 8000円(税込) |
---|
~紫外線対策セット~
当院イチオシの『日焼け対策3点セット』のご案内です‼
①ダーマメディコ UVカットミルク
(SPF50 PA ++++ 紫外線吸収剤不使用)スタッフ・患者様から常時人気の商品です✨
②ヘリオホワイト大容量60錠(1日2錠をお出かけの日の朝に内服)
こまめに塗り直しが必要な日焼け止めですが、外出先だしメイクもしているし実際難しいそんな問題をサプリで内側からカバーしましょう✨
③インナーモイストTA ローション ミニボトル