ご挨拶

大藪真理子

このホームページをご覧いただき、どうもありがとうございます。院長の大藪真理子です。

 

近頃は「過活動膀胱」や「男性更年期障害」などの特集が組まれ、メディアを通して「泌尿器科」という言葉を耳にしていただく機会が増えました。それでも、まだ泌尿器科ではどんなことを診療するのかイメージが湧きにくいのではないでしょうか。

 

泌尿器科では、腎臓~尿管~膀胱~尿道に至るまでに起こる様々な病気を担当しています。男性生殖器(前立腺や精巣、陰茎)や女性の骨盤底も扱っています。具体的には、尿管結石や膀胱炎、血尿、頻尿、尿漏れ、前立腺肥大症、PSA異常、前立腺癌、膀胱癌、腹圧性尿失禁、骨盤臓器脱などがあります

 

ちょっとした尿の悩みも、泌尿器科でご相談いただくことで驚くほど快適に過ごせるようになることがあります。市中病院で勤務をしている時に「何年も悩んできて、今日やっと思い切って受診しました」、「こんなに楽になるならもっと早く受診すればよかったです」という方に数多くお会いしました。もっと泌尿器科を身近に感じていただき、日常生活の中の必要なタイミングでお役立ていただけましたら幸いです。

 

身近なところに存在するクリニックとして、より簡単に、より気軽に相談できる存在になりたい、そのように思い開業を決意しました。今までちょっと聞きにくいと思って口にしなかったことなど、どしどしお聞きください。受診してよかった、相談してよかったと感じて頂けるように、力の及ぶ限り努めてまいります。

 

 

植物は天地から素晴らしい自然のエネルギーを授かっています。その中で特徴的でエネルギーの強い植物を薬草として煮詰め、それを内服して高いエネルギーを身体に取り入れ作用させるというのが漢方薬治療です。薬草以外にも自然界の鉱物など様々なものを組み合わせて使用します。現在では容易に内服できるインスタントな粉末製剤・錠剤が作られており、薬として手軽に飲んで頂けます。

 

東洋医学(漢方診療)では、西洋医学とは違った視点から人間の身体の在り方を分析します。身体全体のバランスの乱れを診て、不調な部分のアンバランスを調整することで、身体全体を整えて良い方向に持って行きます。バランスが補正されると体調・体質が整い、人間が本来持っている自然治癒力を十分に発揮できるようになります。そのような良い状態を保つことができれば、病気の予防にもつながります。

 

数千年の歴史を持つ古代中国の伝統医学である東洋医学には膨大な情報があります。私自身は遥かに未熟で学びの過程にいます。昨日より今日が、少しでも多くの知恵と学びをもち、一歩一歩進化しているようにと心がけています。漢方薬の素晴らしさをお伝えするとともに、漢方診療を通して、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

【以下もご参照ください】

2023年2月15日 毎日新聞さん

2024年10月17日 クラシエ社さん主催の市民講座

経歴

昭和59年 昭和病院(現 江南厚生病院)にて出生
平成14年 滝高校 卒業
平成20年 三重大学 卒業
平成20年 名古屋記念病院 臨床研修医
平成22年 名古屋大学附属病院 泌尿器科 医員
平成23年 市立四日市病院 泌尿器科 医員
平成26年2月

米国ロングビーチ・メモリアル病院にて研修

平成27年 一宮市立市民病院 医長
令和元年9月 まりこ泌尿器・漢方内科 開業

資格・所属

資格:日本泌尿器科学会専門医(泌尿器科専門医)

   日本東洋医学会専門医(漢方専門医)

   緩和ケア講習会受講終了

所属:日本泌尿器科学会

   日本排尿機能学会

   日本東洋医学会

   日本美容皮膚科学会

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