臍帯幹細胞培養上清液(エクソソーム)点滴について

 臍帯幹細胞培養上清液点滴について

エクソソームの作用で自分の細胞に
若々しさを取り戻す♪

幹細胞培養上清液点滴は、しわやたるみなどを改善するエイジング・ケア効果のほか、薄毛や抜け毛の改善、さまざまな病気の改善など、幅広い効果が期待できる注目の再生医療です。

 

臍帯幹細胞の出す細胞間伝達物質を豊富に含んだ液体であり、細胞活性のカギになるエクソソームのもつ体を修復する作用をもつサイトカイン(成長因子、免疫調整因子、抗炎症性因子、神経再生因子など)が豊富に含まれています。

 加齢に伴う体力の低下やさまざまな不調にも対応できるのです。効率的に全身に広い効果を期待したい場合には非常におすすめの治療法です。

自費診療の料金

初診 2500円(税込)を頂いています。同時に保険診療を受けられる方は不要です。再診料はありません。点滴の滴下時間は15分程度です。

料金表
臍帯幹細胞培養上清液 点滴
【1A】
33,000円(税込)
臍帯幹細胞培養上清液 点滴
【2A】
60,000円(税込)
臍帯幹細胞培養上清液
【12A】一括購入
一括購入・院内(凍結-60℃環境)で保管
お好きなタイミングで使用
大量に使用して体感したい方へ
330,000円(税込)

(※1)指定の部位への局所注射を希望する場合は、1A毎に6,000円が別途必要となります

 

【幹細胞培養上清液の局所注射について】

●培養上清液のアンプル小分割の「腕」への局所の皮下注射 1回 5,500円もあります。

自費施術との併用時の培養上清液の局所注射(例:眉間、目の下、ほうれい線 etc)の場合は、1カ所 6,500円にて注射を行っております。

自費施術との併用なしの培養上清液の局所注射の場合は、1Aをで35,000円(税込)で最大5カ所(任意)に注射しております。(例:眉間、目の下、ほうれい線 etc)

 関節空内への注射に関しては、リペアニーズのページを参照ください。

【膝への注射はこちら】

サプリメント

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13,800円(税込)
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自費点滴のネット予約について

※ 自費点滴ごご希望の方は、「ネット予約」の、「自費点滴のご予約」から点滴メニューを選んでご予約ください。

臍帯幹細胞培養上清液

幹細胞培養上清液とは…

幹細胞培養上清液とは、幹細胞を培養する培養液から生じる「上澄み液」のことを指します。この上澄み液の中には、幹細胞が出した栄養成分やシグナルが多数出ており、この有効成分をとりいれる治療が、幹細胞培養上清液の治療になります。

細胞の持つ栄養成分やシグナルは細胞の外に細胞間シグナルとして放出される際に小胞体(エクソソーム)という形をとります。幹細胞が細胞間コミュニケーションのための、よい効果をもたらす細胞外小胞体をエクソソームとよび、細胞のごみが含まれた有効成分の少ない小胞体をアポトーシス小体と呼びます。

「幹細胞培養上清液」の中には、これらの「エクソソーム」のもつサイトカインや細胞から出た不要となった「アポトーシス小体」などが含まれています

「エクソソーム点滴」とは、幹細胞培養上清液の中のサイズの大きい蛋白質と小さい蛋白質をフィルターにかけて抜いたものを言います。フィルターにかけることで、ゴミであるアポトーシス小体や一部の炎症性サイトカインなどの除去ができるというメリットがあります。逆に、人体にいい働きをする一部のサイトカインも除去されます。

現在、国内で市場にでている「エクソソーム点滴」はヒトの脂肪幹細胞培養上清液からの製品のみとなっております。脂肪幹細胞は、倫理的観点より20歳以上の女性から採取された脂肪細胞から作成されます。20歳といえども、身体は生まれて20年間は老化しており、年齢と共に増えていくゴミのアポトーシス小体は、高齢者よりは少ないといえども含まれます。「脂肪」幹細胞培養上清液を使用する際は、有効なエクソソームを選別した純粋な「エクソソーム点滴」は大変有効であると考えます。

逆に、ヒトの「臍帯」幹細胞培養上清液である場合は、臍帯の幹細胞は生まれて直ぐの細胞であるため不要なアポトーシス小体や炎症性サイトカインの存在が少なく、エクソソームの選別にどれだけの意味があるかは不明です。ですので、臍帯幹細胞での培養上清液でしたら、エクソソームの選別の有無にこだわることで得られるメリットは少ないでしょう。

 

この治療のメリットは…

幹細胞培養上清液のメリットは二つです。

まず幹細胞自体の治療と違ってDNAや細胞表面の抗原を持っていないので、「上清液」は使う人を選ばずに、誰にでも使用することができます。通常の幹細胞の「細胞自体を使う治療」では、他人の細胞を体にいれると異物だと認識されて拒絶反応が起こるために、免疫抑制等の厳重な対策を取らなければなりません。上清液の有効なたんぱく質は、細胞を識別せず誰にでも同じように効果をだすことができます。

もう一つのメリットは、これら上清液中に含まれるエクソソームのサイズは一般の細胞の大きさの1/100~1/1000と小さいく、拡散の能力が高いです。また成分に十分な量の中にリン脂質を含むため、同じリン脂質で構成される細胞の膜も自由に出入りでき、生体の組織への浸透性が高いです。

 

幹細胞について・・・

では幹細胞とはなにでしょうか?

幹細胞と聞きますと、なんにでもなれる細胞というイメージが出るかもしれません。実際に何にでもなれるような万能な能力(多能性)をもつ幹細胞は「ES細胞」のみとなります。ES細胞は、受精卵から少しだけ発生した胚の細胞から作られます。

この段階をすぎた幹細胞は、受精卵の分化に応じて各々の臓器の傾向などが出現し、自分の所属する場所の特性に応じたシグナルや因子を出すようになります。

 

実は私達成人のからだにも、幹細胞はあります。

例えば皮膚や血液のように、体内にはひとつひとつの細胞の寿命が短い細胞の集まった臓器も多く存在します。その絶えず入れ替わり続ける細胞を補充して、その臓器を保つために失われた細胞と同じ細胞を生み出しているのが幹細胞となります。また、組織がダメージを受けた際に、それを修復する働きをもつ細胞でもあります。こうした能力を持つのが幹細胞であり、幹細胞が、日々働いてからだを維持することができています。

 

幹細胞の働き…

幹細胞の特徴は二つ、

①自己の細胞をコピーして増幅する

②壊れた組織を修復して再生する

になります。

これを行うために、幹細胞の中には多くのペプチド、タンパク質、成長因子、リン脂質があります。これらの成分は、エクソソーム(小胞体)の形で細胞外に放出されます。エクソソームの出すシグナルは周りの細胞にメッセージを送り、その細胞を働かせる作用があります。つまり幹細胞が周囲を修復する力は、幹細胞が放出するエクソソームに含まれる因子があれば得られる、ということです。

エクソソームの中身は、800以上の成長因子等、細胞外マトリックス、mRNA、リン脂質などなどです。エクソソームが私たちの身体にはいりますと、分子量が小さいためそのまま細胞膜も自由に通過し、細胞内に到達します。私たちの持っている幹細胞はこれらのエクソソームのシグナルを受けて、エクソソームの持つmRNAの指示に沿った蛋白質を作り、その蛋白質の働きで組織の修復が始まります。

ですので、幹細胞培養上清液の治療で得られる効果を端的に表現しますと、

①組織の修復力の増加

②炎症の鎮静化

といえます。

 

エクソソームの質の違い…

幹細胞培養上清液の中には、幹細胞が培養される際に放出したエクソソームや栄養がふんだんに含まれています。これらのエクソソーム中の因子には細胞を再生させる効果があります。

 

ただ、この幹細胞自体も、年齢と共にダメージが蓄積します。ダメージのたまった幹細胞から得られるエクソソームは、不要なゴミ成分(アポトーシス小体)の多い、効果の弱いもになります。また癌細胞の出すエクソソーム中の因子は、自分と同じ癌細胞を増やすための因子をつくることも分かっています。

反対に、一切ダメージの溜まっていない「元気な幹細胞」の作る因子は、身体を修復させるのみで、身体に害をなすような作用の因子は作りません。もし点滴治療を受ける側の体内に癌細胞や病気の細胞があったとしたら、この元気な幹細胞からのエクソソームのシグナルは修復ですので、これらの悪い部分を治す働きを発揮します。ですので、どの幹細胞を選んで培養上清液をつくすのかで効果が変わってきますので、幹細胞の採取元を選ぶことはとても大切なこととなります。

 

採取する対象者は…

採取が可能な対象のなかで最も若く、一切のダメージを追っていない、元気でエネルギーのある幹細胞をgetして、その細胞を培養して上清液から因子やエクソソームを得たいと考えます。ただし、なんにでもなれるES細胞は胎児に成長しますので、倫理的に手はだせません。ES細胞に可能な限り近い性質をもつ細胞を探し、妊婦の出産後の胎盤や臍帯、羊膜等の幹細胞が幹細胞の元として採取されるようになりました。

採取の際に、妊婦側に胎盤提供の同意をとり、感染症のスクリーニングを厳重に行って、細胞が採取されています。

 

製品の品質について…

世の中にエクソソームの数をうたう製品はいろいろありますが、現時点では技術の限界があり製品内に含まれるエクソソームの総数をカウントをすることはできないそうです。なので、エクソソームがいくつあるかは推定に過ぎないので、数字の表記はあまりあてになりにくいと考えます。また、エクソソーム自体はタンパク質ですので、温度(熱変性)やPH(酸アルカリ)などの環境の変化にも依存して活性が不活化されます。細心の注意をもって取り扱う必要があります。

 

植物・動物由来の幹細胞培養上清液について…

現在、さまざまな生き物や植物の幹細胞の幹細胞培養上清液が出回っています。私たちは人間ですので、リンゴの幹細胞の出すシグナルや、牛や羊の幹細胞の出すシグナルは残念ながら人間には作用はしません。因子のシグナルを受け入れる受容体の形が種族によって違うからです。私たちののむ牛乳やリンゴジュースにも幹細胞やそのエクソソームは含まれていますが、とくに体が変化しないことからも分かる通りです。ただし、これらの他種族の幹細胞培養上清液でもエクソソーム特有の抗酸化作用の力を有しており、活性酸素の除去(細胞をダメージから守る働き)の面でのみ効果はあると言えます。

 

幹細胞培養上清液の作用するターゲットについて…

幹細胞は、自分のいた場所の修復力のある因子をだします。例えば嗅覚細胞の幹細胞は嗅覚細胞を修復し、小腸の幹細胞は腸管の修復する能力に特化しています。その場所には十分に作用するのですが、嗅覚細胞の幹細胞の出すシグナルは、肌や皮下組織にはうまく作用しません。

カラダのどの場所もある程度、場所を問わず働く指示をだすエクソソームを作れる幹細胞はどこか、と探すと「胎盤や臍帯、羊膜等」の幹細胞がでてきます。これらの細胞は、身体のなかのどの場所に対しても、うまく組織を修復する力を発揮します。実は、臍帯は中胚葉から発生しているため、特に中胚葉から分化する内臓系(心臓、筋肉、血管、その他の臓器)の修復がより得意であり、羊膜由来のものは外胚葉由来の皮膚(やけど、ドライアイ、瘢痕や創傷治癒etc)の修復がやや得意という傾向はあるようです。ただ、完全に臓器まで分化した脂肪幹細胞からの製品と比べると、臍帯はどこにでも万能に適応して効果を発揮します。脂肪幹細胞に関しては、提供者(ドナー)が高齢であればダメージを受けた幹細胞になる可能性もあり、若年のドナーの提供が望ましいと考えられます。脂肪幹細胞での培養上清液の場合は、豊胸手術など脂肪を触る手術の前後に使用することで、手術の定着率や合併症の発生予防に寄与しています。

臍帯関連の幹細胞は、産後すぐのものであり、臍帯にかなう幹細胞培養上清液はないと考えられます。

 

幹細胞培養上清液の効果…

臍帯幹細胞培養上清液の使用で得られる具体的な効果をみていきたいです。

エクソソームにはエンドクリン効果(血流にのって全身に作用する)とパラクリン効果(周辺の細胞に影響する)とがあります。

例えばEDのペニスの幹細胞培養上清液の使用では、まずは局所に注射すると、ペニスの陰茎海綿体の血管新生やコラーゲン産生の増大をうながします。(パラクリン効果)その後血流にのって全身に流れることで、体中の細胞の修復や血管新生を起こします。(エンドクリン効果)

【EDの培養上清液治療はこちら】

皮膚局所に、ダーマペン等で幹細胞培養上清液を作用させる場合、皮膚の表面から真皮、皮下組織へとエクソソームが到達し、それぞれのに作用をします。例えば、色素沈着をおこすメラノサイトの活性化抑制、コラーゲンを生成する線維芽細胞の活性化や瘢痕形成の改善、創傷治癒の促進などです。このことで、皮膚の炎症鎮静化による肝斑の改善、血管新生で皮膚のターンオーバー促進、メラノサイト抑制によるシミの改善、コラーゲン産生の上昇からの皺/たるみの改善、瘢痕修復、やけどの治癒のサポート…etc局所の皮膚にとって望ましい効果が得られます。

 

頭皮に使用すると白髪が黒くなる、毛が生えてくる、毛が太くなるなどの効果が得られます。発毛効果が強いため、幹細胞培養上清液を頭皮に入るようにする治療がメジャーとなっており、当院でも頭皮ダーマペンの増毛因子スペシャルとして使用しております。

【AGA治療はこちら】

【女性の薄毛治療はこちら】

若いころを取り戻すという「NMN点滴」との併用も可能です。

【NMN点滴はこちら

また、活性酸素の除去に特化した水素との相性も良く、培養上清液点滴も水素点滴にアレンジできます。

【水素点滴はこちら】

点滴以外の局所の臍帯幹細胞培養上清液の注射については、適宜ご相談ください。

膝関節等への局所注射もご相談いただけます。

【膝への治療はこちら】

思い出していただくと、若い頃は体が元気だったのではないでしょうか?

幹細胞培養上清液の点滴では、臍帯幹細胞培養上清液のエクソソームの刺激をうけることで、今体内で頑張っている自分の幹細胞が、若いころの細胞活性に戻っていくとお考え下さい。

 

内臓の早期の老化予防の効果もあり、現在の高血圧や糖尿病、高脂血症、自己免疫疾患、アレルギー疾患等の改善も期待できます。

 

頻度について…

点滴の頻度は、答えはありませんが、当院では1~2週間から、月に1回の程度で行う方が多いです。

抗炎症作用や施術後の回復促進(ダウンタイムの短縮)の目的の場合は連日~1週間程度、量も多めの2Aなどの使用をお勧めします。

 

それ以外の場合は1~2週間に1回の頻度を奨励しています。

 

ご自身のご都合やお好きな間隔で、お受けください。合計の治療量が10Vを超えることから違いを体感しやすいと言われています。3~6か月の継続で圧倒的な違いを体感しやすいです。

 臍帯幹細胞培養上清液の効果

◆ 膠原病を改善したい

◆ 炎症性腸疾患をよくしたい

◆ やけどや皮膚瘢痕をよくしたい

◆ ED改善希望

◆ 白髪改善(黒髪になる)や薄毛を改善したい

◆ ホルモン分泌を整えたい

◆ 若々しさを取り戻したい

◆ 体の不調を回復させたい

◆ しみやしわを改善したい

◆ アレルギー性疾患による症状を改善したい

◆ 眠りをよくしたい

◆ 関節や手足の痛みを改善した

…etc

 

念のために以下の方はおやめください。

●妊娠中の方

●妊娠の可能性がある方

●がんの治療中の方

検査基準の内容

安全性につて:

培養上清液には細胞自体はふくまれていません。幹細胞が増殖する時に分泌したサイトカインや成長因子が含まれています。

これらは自身の細胞に働きかけ、活性化させる役割を持っています。細胞を活性化させるだけなので、副作用やアレルギー反応はほとんど報告がありません。
細胞提供をいただく臍帯のドナーは、国内の信頼のおける大病院から提供をうけております。ドナー側には非常に厳しい検査基準のもとでスクリーニング検査を行っており、産前と産後3か月目にウイルス感染8種等を施行しています。産後の採血にて、事前の採血結果の偽陰性がないかまでしっかりと確認
しております。培養上清液になった後も、活性の低下が起きないように徹底的な品質管理と保存環境の管理をしています。

 

副作用について:

これまでに、培養上清液の投与による重篤な副作用はありません。しかし、急性のアレルギー症状や注射部位の硬結などが起こる可能性は否定できません。全身倦怠感、発熱、発疹、掻痒感など、気になる症状が発生した場合は、適切な対応を行います。 投与処置に伴う軽微な副作用としては、下記のようなものが挙げられます。


注射部位の痛み、脹れ、内出血が見られることがあります。内出血斑は通常23週間で目立たなくなります。
◆注射/点滴に伴う一般的な合併症として、内出血、それに伴う軽度の痛み、点滴液の血管外への漏れなどが考えられます。これらは数日で自然に軽快します。 

よくあるご質問

プラセンタとの違いは何ですか?

胎盤由来の「プラセンタ」と、臍の緒由来の「臍帯幹細胞培養上清」の違いについてお伝えします。

 

「プラセンタ」の原料は人間の胎盤です。「プラセンタ」は製造過程で「胎盤」を酸による加水分解、加熱・高圧蒸気処理します。胎盤には数多くの成長因子が含まれていますが、この過程の加熱や酸処理で身体にとって有効成分である胎盤の幹細胞のもつ成長因子等は蛋白質が変性し、最終的に残っている活性成分はわずかとなります。残っている加熱や酸で凝固したその他のアミノ酸、ペプチド、ビタミン、ミネラルなどの様々な「栄養素」がプラセンタの効果の源です。日本におけるプラセン治療は更年期障害や生理不順で効果を発揮してきました。しかし、更年期障害の治療で症状は改善しますが、低下した女性ホルモンは再度上昇しませんでした。

 

培養上清液は、これまでのお伝えしたように、臍帯幹細胞を培養する際にこの細胞が周囲を活性化するためにだす因子、シグナルといった成分のみを集めた製品になります。臍帯の幹細胞が培養される際に放出した生理活性物質は、自分自身の老化した幹細胞に対してより有効な抗炎症や修復等の効果をもたらします。

培養上清液を更年期の症状でお困りの方に使用しますと、自分自身の卵巣にある幹細胞を刺激する等の作用で女性ホルモン値まで上昇させ症状を改善させるケースがあると分かっています。女性に限らず、男性更年期LOH症候群のテストステロン(男性ホルモン)の低下した方でも、テストステロン値する報告もあります。「臍帯幹細胞培養上清液」では、活性のある成長因子とサイトカインの量、そしてエクソソームといった蛋白質が変性せずに含有されていることで効果が発揮されます。

 

自分自身の中にある幹細胞とはなにでしょう。私たち人間の身体は約37兆個の細胞で構成されていますが、 細胞は絶えず新しい細胞に生まれ変わり、ケガ、病気、老化などで損なわれていきます。その損なわれた細胞を修復するのが幹細胞です。臍帯培養上清液(臍帯の幹細胞から分泌される数千種類もの様々な生理活性物質 …成長因子、サイトカイン、エクソソームなど)は、私たち自身の中にある、体を維持するために頑張っている自分の幹細胞を刺激し、幹細胞の活性をよくすることで組織の再生を促すという効果があります。

 

 

プラセンタと臍帯培養上清液の両者は、胎盤・臍帯を使用しているという点で類似しています。

「上清液」は臍帯のもつ幹細胞の出す有効成分の「成長因子」や「エクソソーム」などを含んでおり、加熱処理する「プラセンタ」よりも生理活性物質がしっかり含有されているという理解ができます。逆に、胎盤自体を処理していませんで、胎盤の持つ栄養素の成分は、プラセンタの方が多いでしょう。

感染症のスクリーニングに関しては、プラセンタは事前の胎盤提供者の妊婦さんの感染症の有無の検査しておりますし、および胎盤が加熱処理されることで感染症を除去しています。培養上清液は、胎盤提供者の妊婦さんの感染症の有無を、胎盤提供の前と後でスクリーニングしています。どちらも感染症予防に対してはしっかりと対応していますので、安心してご利用いただけます。

 

「臍帯幹細胞培養上清液」は、今まで「プラセンタ」で得られていた効果をカバーしながら、それ以上のカラダの若いころを取り戻すエイジングケアの効果を発揮するメリットの多い治療と考えます。両者の併用がお勧めされます。

点滴にはどのくらい時間がかかりますか?

所要時間は10~15分程度かかります。
患者様お一人お一人の症状やご希望に合わせて処方いたします

効果はどのくらいで実感できますか?

早い方では投与後23日で効果があったとお聞きします。初回の投与量が多いほど効果を実感しやすいです。

どのくらいの間隔で、何回くらいすると治療効果が分かりますか?

臍帯由来幹細胞培養上清液治療は2週間~1ヶ月間隔で35回をおすすめしています。ただし、個人差があります。3回以上の点滴をお勧めしており、10回(もしくは合計10V)を超えると、特に身体が楽にになったと感じる方が多いように思います。1回に2A程度使うと、効果を体感しやすいです。まずは1回2Aを毎週~2週に1回でいかがでしょうか?体感をしっかりしていただきたいということで12Aのセット購入もご用意しました。

1~2週間に1回を、3~6か月継続されると、違いが深く体感いただけます。

1回でも効果はありますか?

もちろん1回でも効果は認められています。しっかりした治療効果を出すためには3回以上の治療をおすすめしています。

幹細胞培養上清液の治療ができないのはどのような時ですか?

20歳以下の方、妊娠中や授乳中の方、現在がん治療を行っている、もしくはがん治療後5年以内の方は治療をお断りしております。

自費点滴のネット予約について

※ 自費点滴ごご希望の方は、「ネット予約」の、「自費点滴のご予約」から点滴メニューを選んでご予約ください。

お電話はこちら

0587-56-5222
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