愛知県 江南市、扶桑町、大口町、犬山市、一宮市、岩倉市の泌尿器科・女性泌尿器科・漢方内科

まりこ泌尿器・漢方内科

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6種免疫療法について

~6種免疫療法~
倉持恒雄(医学博士)の考えられた、
6種類の免疫細胞を活性化して、
「がん」と戦う力を増強させる治療

手術・抗がん剤・放射線治療と並ぶ、
第四の選択肢 6種免疫療法

 6種複合免疫療法とは、がん免疫療法の1つです。

 私たちの体の中にある免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻し、がんと闘う力を増強させる治療です。

 

6種複合免疫療法を開発した倉持恒雄(医学博士)は、1970年代より米国、カナダの医科大学で免疫学を学び、以来40年以上にわたって研究を重ね、6,000人以上のがん患者様の細胞を培養し、がん治療に貢献してきました。

 

 その中で、最初に末梢血中の「リンパ球」と「NK細胞」をフラスコの中で活性化・増殖させる培養方法を発見しました。その後「NKT細胞」「γδT細胞」「樹状細胞」「ヘルパーT細胞」を加えた6種類の細胞を同時に活性化・増殖させることに成功されました。

 これにより現在の6種複合免疫療法が確立されました。

自費診療の料金

初診 2500円(税込)を頂いています。同時に保険診療を受けられる方は不要です。

再診料はありません。

来院日に培養の為の採血を行いたい場合は、事前に電話でご来院日をご相談をください。来院日によって、採血を培養機関の元に送るタイミングに適さない日があります。

料金表
初回カウンセリング料 5,500円(税込)
採血・点滴手技料(毎回) 各20,000円(税込)
「BASIC」:免疫向上・がんの予防
初回培養代 16,500円(税込)
「BASIC」1回 275,000円(税込)
6回分(1クール) 1,650,000円(税込)
「CSC」:がんの治療・再発予防
初回培養代 16,500円(税込)
「CSC」1回 324,500円(税込)
6回分(1クール) 1,947,000円(税込)
※ 原則として採血時に1回分の費用がかかります。
※ 最終投与から1年経過した場合は、原則初回扱いとなります。
※ 採血後の、患者様のご都合による培養中止の場合は、返金はありません。あらかじめご了承ください。
※ 点滴の所要時間は、約20-30分程度です。

6種の免疫細胞

キラーT細胞 指令に忠実に働く

キラーT細胞は、自分自身を証明する「証」を持っているがん細胞を破壊することができます。しかし多くの場合、がん細胞は自分自身を証明する「証」を隠しているため、すべてのがん細胞を破壊することができません。キラーT細胞は、CTL細胞(細胞障害性Tリンパ球)とも呼ばれています。

NK細胞 がんを見つけ退治する

NK(ナチュラルキラー)細胞は、常に体内をパトロールしています。がん細胞を見つけると直ちに攻撃を開始し、がん細胞を破壊します。NK細胞は「証」を持っているがん細胞も、隠しているがん細胞も見つけ出し、直接攻撃・破壊することができます。しかし時には「証」を持っているがん細胞を取り逃がしてしまうこともあります。

NKT細胞 自らも戦う、がん治療の究極の助っ人

キラーT細胞とNK細胞の問題を解決できる、両方の性質を持つ新しいタイプのリンパ球です。自分自身を証明する「証」を隠しているがん細胞を見つけ出し、直接攻撃・破壊することができます。がん治療において究極の助っ人のような存在で、抗がん剤や放射線で傷害を受けた細胞や組織の修復もできることがわかってきました。

γδT細胞 抗腫瘍作用でがんを退治する

γδ(ガンマ・デルタ)T細胞は強力な抗腫瘍作用をもち、自分自身を証明する「証」を隠しているがん細胞でも排除します。また、感染初期の免疫反応に応え、感染症から全身を防御したり、傷害を受けた細胞や組織の修復を助ける働きがあります。

樹状細胞 敵の情報を入手し、攻撃目標を伝達

抗原提示細胞とも呼ばれ、門番のような存在です。体内に侵入してきた異物(抗原)をいち早く見つけ出し、その情報をヘルパーT細胞に伝え、免疫反応が起こるようにスイッチを入れる役目をする細胞です。

末梢血中の樹状細胞は未熟であり、がん抗原を認識することが困難です。樹状細胞が成熟するためには活性化したNKT細胞の存在が必要です。株式会社 同仁がん免疫研究所では、NKT細胞を活性化し、樹状細胞を成熟させる特許技術を持っています。

また、成熟した樹状細胞は体内でNKT細胞を活性化、増殖させます。新樹状細胞獲得免疫ワクチン療法は、成熟した樹状細胞に全配列型WT1ペプチド抗原、がん幹細胞ペプチド抗原を認識させて、がん細胞を攻撃する強力な免疫反応を引き起こさせます。

ヘルパーT細胞 免疫の司令塔となる

ヘルパーT細胞は、免疫の司令塔と言われる細胞です。樹状細胞から異物(抗原)の情報を受け取ると、免疫活性化物質(サイトカイン)を放出してキラーT細胞やNK細胞などの各実行部隊に攻撃の指令を出します。

 

免疫細胞のチームプレーの治療

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採血と点滴による治療

6種複合免疫療法では、30mlの採血により一度体の外に免疫細胞を取り出し、6種類の免疫細胞を培養によって同時に活性化・増殖させます。約3週間の培養により、1,0002,000万個だった細胞が、2050億個にまで増殖します。活性化・増殖した免疫細胞を点滴の形で投与し、再度体の中に戻します。

 

採血について

点滴治療の前に、次回の治療のための採血を行います。採血後は、血液から免疫細胞を分離し、3週間の培養期間に入ります。

 

点滴について

3週間培養した免疫細胞を、点滴により体内に戻します。一回の点滴時間は2030分程度です。

 

治療の前に

体調を考慮して治療を行います。治療前に体調に異常や発熱などがある場合は、医師にお伝えください。治療できるかどうかの判断させていただきます。また、治療に受ける場合はご本人様の同意が必要ですので印鑑をご持参ください。

 

治療費について

治療は6回の投与で1クールですが、治療費の清算は1回ずつです。

採血、培養、点滴投与を1治療単位として、その組合せを6回行い1クールと設定しております。本治療は採血時から開始しますので、毎採血ごとのご清算となります。

 

副作用について

この免疫療法はご本人の免疫細胞を使用するので、副作用はほとんどありません。また、抗がん剤などのがん治療における副作用の軽減、生活の質の向上にも役立ちます。

スケジュール
基本は3週間ごとの投与ですが、1週間ごとの投与・2週間ごとの投与に変更することができます。

 

 

患者様の状況に応じた2つのコース

6種複合免疫療法では、患者様の状況に応じてがんの「予防」と「治療」を提供しております。

 

【がん予防】6種複合免疫療法「BASIC

 

がんのリスクが心配な方や、過去にがんの経験がある方にはがん予防・再発防止のための6種複合免疫療法「BASIC」をご提案いたします。6種複合免疫療法「BASIC」では、6種類の免疫細胞を培養して活性化・増殖し、これらの免疫細胞を体の中に戻すことで、がんの発生・再発リスクを低減します。

 

特に、6種複合免疫療法で活性化されるNKT細胞は、サイトカインの一種であるIFN-γ(インターフェロンガンマ)を放出することで、免疫細胞のネットワーク全体を強化します。これによって、がん細胞を攻撃する体内の様々な免疫細胞を同時に活性化する強力な免疫活性(アジュバント)作用を持ちつつ*1-3、免疫細胞の長期にわたるがん攻撃記憶機能を獲得することが明らかにされています*4

6種複合免疫療法では、NKT細胞を活性化します。これによりIFN-γコントロール値と比較して1,2002,000倍高いIFN-γの生産されることが測定されています。

 

また、免疫細胞には、免疫が過剰に働かないようにブレーキをかける免疫チェックポイント機構が備わっています。しかしながら、がん細胞もこの機構を利用して免疫の働きにブレーキをかけ、免疫細胞からの攻撃を阻止しています。免疫チェックポイント阻害薬は、このブレーキを解除することで免疫細胞ががん細胞を攻撃できるようにする治療法ですが、近年、活性化したNKT細胞を用いた進行性非小細胞肺がんの臨床試験において、NKT細胞が免疫チェックポイント阻害薬と同等の効果があると報告されました*4

 

*1 Front Immunol (2014) 5:543

*2 J Exp Med (2007) 204 (11): 2641-53

*3 慶応義塾大学病院、理化学研究所 プレスリリース2018312

*4 Front Immunol (2017) 8:1206

【がん治療】6種複合免疫療法「CSC」

 

がん治療には、6種複合免疫療法「CSC」があります。

 

6種複合免疫療法「CSC」では、6種複合免疫療法「BASIC」の技術にWT1ペプチドとがん幹細胞を標的とするペプチドを付加することで、有効性の高いがん免疫療法となります。

 

WT1ペプチドは様々ながん細胞で発現しており、2009年に米国立衛生研究所(NIH)の研究グループから臨床上有用性のあるがん抗原として高い評価を受けています。樹状細胞がこのWT1ペプチドを認識すると、その情報をキラーT細胞、ヘルパーT細胞、NKT細胞に伝達します。それによって免疫細胞が活性化・増殖し、がん細胞を攻撃するサイトカインを放出してがん細胞を攻撃・死滅させます。

 

なお、一部のWT1ペプチドを使用する場合はHLA(白血球の血液型)が適合することが条件になりますが、6種複合免疫療法「CSC」では、WT1の全配列をカバーする「全配列型WT1ペプチド」を用いているためHLA検査は不要です。すべての患者様に適応できます。

 

また、がんを作り出すと考えられている細胞はがん幹細胞(Cancer Stem Cell CSC)と呼ばれています。

現在主流となっている外科手術、化学療法(抗がん剤治療)、放射線治療では、既にがん化した細胞が縮小しても、がんを作り出す幹細胞が残っていれば、再びそこからがん細胞が生み出され転移、再発をくり返すことが近年分かってきました。

 

6種複合免疫療法「CSC」では、がん幹細胞特異抗原、共通抗原を樹状細胞に認識させてがん細胞とがん幹細胞の両方を攻撃させます。

 

「6回(1クール)の治療を終えた」患者様の治療効果をご紹介します。

治療後に腫瘍の大きさを医師が判定し、進行抑制率は約76%(144名中109名)という結果になりました。

この治療ができない方

・「オブジーボ」治療中

・血液腫瘍

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まりこ泌尿器・漢方内科は愛知県江南市の泌尿器科、漢方内科です。泌尿器科、女性泌尿器科、小児泌尿器科を専門と、排尿ケア、認知症の排尿トラブルも得意としています。また、漢方内科として、更年期障害(男性更年期を含む)、肌トラブル、頭痛、腹痛、胃炎、生活習慣病、エイジング・ケアなどのさまざまなお悩みにお答えします。丹羽郡扶桑町、大口町、一宮市、犬山市、岩倉市、各務ヶ原市からも通いやすい医院です。

自費診療にて、美容皮フ科を併設しています。シミ取り、イボ取り、ほくろ取り、美肌・美白治療の他、男性のED・AGA治療と女性の薄毛治療にも力を入れています。医療機関ならではの高性能のレーザー脱毛の機器も完備しています。